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【41】小・中学校の特別支援教育の進捗状況に関する調査結果

 
 「小・中学校における特別支援教育への理解と対応の充実に向けた取組」(平成21年3月)
より 
 
 キーワード: 特別支援教育、市区町村教育委員会、小・中学校、特別支援学校
 

【この論文では】 

 この特集では、平成18(2006)年度~19(2007)年度プロジェクト研究「小・中学校における特別支援教育への理解と対応の充実に向けた総合的研究」で実施した、(1)小・中学校における特別支援教育への理解と対応の充実に向けた市区町村教育委員会の取組に関する状況調査、(2)小・中学校における特別支援教育への理解と対応の充実に向けた盲・聾・養護学校のセンター的機能の取組に関する状況調査、(3)特別支援教育への理解と対応の充実に向けた小・中学校の取組に関する状況調査について報告した。

(1)小・中学校における特別支援教育への理解と対応の充実に向けた市区町村教育委員会の取組に関する状況調査では、小・中学校を設置する全国の約1,800の市区町村の教育委員会を対象に、小・中学校の特別支援教育の理解と対応の充実に向けた取組の状況について調査し、以下のようなことが整理された。
 校内委員会の設置、特別支援教育コーディネーターの指名は、行政規模の違いに関わらずどの自治体でも取組が進んでいた。
 巡回相談員委嘱、専門家チームの構成、支援員・介助員の配置、教育ボランティアの活用などは自治体の規模により取組に違いがあると思われた。
 小・中学校の特別支援教育の進捗は、行政規模の大きな自治体では、システムが機能していると思われた。行政規模の小さな自治体では、担当者のきめ細かい取組みで特別支援教育が進められていると思われた。 
 各小・中学校における特別支援教育の進捗は、行政規模によらず、ぞれぞれの自治体の創意工夫が必要であると思われた。




(2)小・中学校における特別支援教育への理解と対応の充実に向けた盲・聾・養護学校のセンター的機能の取組に関する状況調査では、特別支援学校(盲・聾・養護学校)の取組については、全体として、センター的機能に対応するための校内の理解啓発の段階から、校内体制の整備が進みつつある段階で、学校によっては、地域へのPRが進み、相談の要請が増加している状況にあることが整理された。
(3)特別支援教育への理解と対応の充実に向けた小・中学校の取組に関する状況調査では、各小・中学校では、全体として、理解・啓発の段階から、必要性が認識され児童生徒の状況について、共通理解が図られる段階に進捗している状況が確かめられた。具体的な支援については、まだ、学校差や地域差があることが整理された。




【論文名】 

 (1)小・中学校における特別支援教育への理解と対応の充実に向けた市区町村教育委員会の取組
 (2)小・中学校における特別支援教育への理解と対応の充実に向けた特別支援学校のセンター的機能の取組
 (3)特別支援教育への理解と対応の充実に向けた小・中学校の取組

【もっと詳しくお知りになりたい場合は】

 https://www.nise.go.jp/blog/2006/06/post_581.html
 この論文は、研究所webページにて全文掲載されています。

【本研究紹介シートの文責】 

  平成18年度~19年度 プロジェクト研究「小・中学校における特別支援教育への理解と対応の充実に向けた総合的研究」研究代表者 松村 勘由 (教育支援部 総括研究員)

本研究紹介シートは、独立行政法人国立特別支援教育総合研究所で行った研究を基に作成しています。