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海外にお住まいの方

 海外では相談機関を見つけるのはとても大変です。海外への赴任後、お子さんの学習面や生活面に心配な様子がみられたら、まずは身近な場所で相談のできる人や機関を探してみてください。お子さんの様子を間近で見ている担任の先生に相談をすることが、次の一歩につながるかもしれません。また、多くの日本人学校には特別支援教育コーディネーターの先生がいるので、特別支援教育コーディネーターの先生を中心に、学校全体でお子さんの状態について考えてくれることにもつながることがあります。

 また、もし「学校の先生に相談しにくい」、「心の問題について専門的な機関で相談を受けさせたい」という場合、ニューヨーク、ロス・アンゼルス、ロンドン、パリといった欧米の都市部には日本語もしくは現地の言葉で相談を行っている機関があります。障害のある子どもやご家族を支える活動をしている団体もありますので、そのような機関を利用されるのも1つの方法かと思います。

 身近な機関で相談できることが一番安心とは思いますが、もしお近くに相談機関がない場合には、国立特別支援教育総合研究所の情報・支援部でもメールでの問い合わせや一時帰国の際のご相談をお受けしていますので、ご連絡ください。

 海外という慣れない場所では、日本で過ごす以上のストレスを感じることが少なくありません。保護者の方にとってもご心配を抱え込まないよう、相談に乗ってくれる人や機関を見つけるとよいでしょう。

 
【文責:伊藤 由美】