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子育ての中で気になること、教育に関するシステム等、発達障害のあるお子さんと関わる方に参考になりそうな情報を紹介しています。
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(1)きょうだいや他の子どもと比べて何だか違う気がして心配です。
他の子どもと比べて、お子さんの発達や行動について「どうして?」と心配になることがあります。将来のことも考え、今のうちに何かしてあげたいと思います。熱心にいろいろなことに取り組み、少しでも他の子どもと同じように伸ばしてあげたいという気持ちが強くなることがあります。しかし、そのことが、逆にお子さんに負担をかけてしまうことがあり、かえってマイナスの影響を及ぼすことがあります。また、親御さんの不安な気持ちが、お子さんに伝わってしまうことも少なくありません。お子さんの育ちについて不安を感じたら、まずは安心して話ができる身近な人に相談してみましょう。あるいは、健診でお世話になった保健師さんや専門の相談機関(
発達障害者支援センター「相談窓口」
)に相談してみましょう。お子さんの特性に合わせた子育てのアドバイスをもらえるでしょう。また、引き続きサポートをしてもらえることもあります。
乳幼児期の子どもの発達に関しては、以下のページもあわせてご覧ください。
発達障害情報・支援センター「乳幼児期」
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(2)同じくらいの年齢の子と遊ぶことができないので心配です。
幼児期は、集団の中でことばや友達との関わり(社会性)を育んでいきます。子どもたちの中には、自分の思っていることをうまく友達に話せなかったり、友達の言うことがよくわからなかったりして一緒に遊べなくなってしまう子どもがいます。ここで重要となるのは、「ことばの育ち」と「他者との関わり」の2点から考えることです。「ことばの育ち」では、理解ができて使える単語や話し方を増やしていくために、いろいろな場面での体験を通して事物や出来事に関することばの理解や表現方法を教えていく必要があります。「他者との関わり」では、集団の中にいてもその場の状況やルール(暗黙のルールも含めて)がうまく理解できないのか、友達の気持ちや意図していることに気づかずにいるのか確認する必要があります。もし、設定された集団活動を嫌がり、集団から離れてしまう姿が頻繁に見られるようでしたら地域の相談機関(
発達障害者支援センター「相談窓口」
)に詳しく相談にのってもらってはいかがでしょうか。
以下のページもあわせてご覧ください。
発達障害情報・支援センター「こんな時、どうする?:Q5.同年代の子と遊ばないEくん」
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(3)幼稚園(保育所)から「みんなと一緒の行動がとれないから何とかして欲しい」と言われました。どうしたらよいでしょうか?
発達障害のある子どもの中には、集団で行動することが苦手な子どもがいます。しかし、それは、保護者の方だけで解決できることではありません。保護者としてできることは、お子さんに集団活動を無理強いしないようにしたり、注意したり叱ったりしないようにすることです。これらは、事態をより複雑にする可能性があります。まず、幼稚園(保育所)でのお子さんの様子について担当の先生から話を聞き、状況を把握しましょう。その上でどんな対応をしてもらうべきか、話し合うことが必要です。最近は、幼稚園などにも特別支援教育コーディネーターが配置されていることが多くなっています。そのような立場の先生に話し合いに入ってもらったり、地域の相談機関(
発達障害者支援センター「相談窓口」
)に相談したりして適切な対応策を聞きましょう。現在、指導や支援を受けている専門機関があれば、その担当者にアドバイスをもらったりすることもよいでしょう。
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(4)他の友達が使っているおもちゃを取ったり、急に友達を叩いたりしてしまいます。どうしたらよいでしょうか?
自分の感情をコントロールしたり、言葉で表現したりすることが難しいために、友達のおもちゃを取ってしまったり叩いてしまったりする子どもがいます。また、その場の状況やルールが分からなかったり、友達の気持ちを思いやることが難しかったりする場合もあります。このような場合には、まずどうしてお子さんがそういった行動をとってしまったのか、その時の状況や理由を正しく知ることが大切です。頭ごなしに叱るのではなく、お子さんがとってしまった行動の理由や思いに共感した上で、どのように行動すればよいのかを具体的に教えてあげましょう。お子さんが、乱暴な行動をとってしまいそうなことが察知された時には、穏やかに声をかけて事前に止めることも1つの方法です。
以下のページもあわせてご覧ください。
「発達障害情報・支援センター、1歳半〜2歳半の子どもを持つ保護者のかたへ」
ペアレンティング:声かけのコツ
(PDF:176KB)
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(5)思ったことをそのまま言ってしまうことがあります。どうしたらよいでしょうか?
相手の気持ちを想像したり、表情から相手の気持ちを読み取ったりすることが難しいために、相手の嫌がる(傷つく)言葉を率直に言ってしまう子どもがいます。このようなお子さんに対しては、その場で相手の嫌がることを言ってはいけないことを教えましょう。ただし、相手の気持ちを想像することが難しいため、「どうして相手が嫌がることを言うの?」と尋ねたり、「相手が傷つくことは言いません」と抽象的に注意したりするのでは、お子さんはどうしたらよいのかわかりません。「〇〇という言葉は、言わないよ」といったように具体的に教えましょう。
以下のページもあわせてご覧ください。
発達障害情報・支援センター「1歳半~2歳半の子どもを持つ保護者のかたへ」
ペアレンティング:声かけのコツ
(PDF:176KB)
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(6)落ち着きがないことが心配です。
落ち着きのない行動には、様々な理由が考えられます。例えば、目の前の興味のあるものに触ってみたい、苦手な状況から逃げ出したい、自分が何をすればよいのかわからない、大人からもっと注目されたいなどです。お子さんにとって危険な行動をした場合はすぐに止める必要がありますが、行動の理由を考えて対応することが大切です。何か嫌なことがあって落ち着かない行動をとっている場合に、叱ったり注意したりしても効果はありません。まず、そうした行動をとったお子さんの気持ちを受け止めましょう。お子さんがどう振る舞えばよいのかわからない時は、具体的に指示しましょう。例えば、約束やルールを「○○しましょう」と具体的に伝えるとよいです。落ち着きがないお子さんは、どうしても叱られることが多くなりがちです。落ち着いている時や状況に合った行動ができた時には、ほめることも大切です。
以下のページもあわせてご覧ください。
発達障害情報・支援センター「こんな時、どうする?:Q6.動きが活発であぶなっかしいFくん」
発達障害情報・支援センター「1歳半~2歳半の子どもを持つ保護者のかたへ」
ペアレンティング:声かけのコツ
(PDF:176KB)
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(7)外出先で突然、子どもが走り出し、目が離せません。どうしたらよいでしょうか?
お子さんが急に走り出すと事故に遭うのではないかと気が気ではなく、心が休まりません。お子さんが突然、走り出してしまうのには、自分の好きなものを見つけたために嬉しくて駆け寄ってしまう、あるいは逆に嫌いなものや初めての場所で不安になり、それらを避けるために走り出してしまうなどの理由が考えられます。外出先でのお子さんの好きなものや場所、苦手なものや場所を把握しておきましょう。また、外出先では、手をつないで行動することをお子さんと約束しておきましょう。時間に余裕がない時は、迷子になりやすい広い場所に出かけることは控え、親御さん自身が疲れてしまわないようにしましょう。
以下のページもあわせてご覧ください。
発達障害情報・支援センター「こんな時、どうする?:Q6.動きが活発であぶなっかしいFくん」
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(8)何度注意しても子どもが言うことをきかないので、つい感情的に叱ってしまいます。
お子さんの行動が、周りに迷惑をかけないようにと気を遣ったり、周囲の視線が気になったりしてお子さんを過度に注意し叱ってしまうことがあります。このことで親御さんが、自己嫌悪に陥ったりストレスがたまったりして、ますますイライラしてお子さんを感情的に叱ってしまうといった悪循環に陥ってしまいがちです。また、お子さんにおいては、度々、注意されることで自信をなくしてしまったり、やる気を失ってしまったり、反抗的になったりします。こうした状況は、親御さんとお子さんの双方にとって辛いことです。親御さんの焦る気持ちは、親心として当然です。それでも、まずはお子さんがなぜ、そのような行動をするのかを振り返り、お子さんの気持ちを推測してみましょう。お子さんの行動と気持ちを振り返ることで、行動の意味が見えてきます。冷静に振り返れば、お子さんもずいぶんと我慢し、頑張っていることが見えてきます。あわせて、ご自身のお子さんへの関わり方も振り返ることで、お子さんの状態にあった対応をしているのかを見直すことができます。お子さんやご自身のことを振り返ることとともに、親御さんが休息をとってリフレッシュしたり、周囲からの助けを借りたりすることも大切です。
以下のページもあわせてご覧ください。
発達障害情報・支援センター「1歳半~2歳半の子どもを持つ保護者のかたへ」
ペアレンティング:環境づくりのコツ
(PDF:127KB)
ペアレンティング:声かけのコツ
(PDF:176KB)
ペアレンティング:子どもの意欲を育むコツ
(PDF:106KB)
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(9)予定を変更するとパニックになってしまいます。どうしたらよいでしょうか?
いつものやり方にこだわる子どもは、見通しが立たない状況、もしくは見通しと異なった状況に置かれると不安が高まります。これは、予期しなかった状況の中で、いったいこれらから何が起こるのか分からず不安だけが高まり、どのように対応すればよいのかを想像することが難しいためです。予定の変更が生じた時は、あらかじめお子さんにそのことを伝え、どのように行動するかを具体的に伝えましょう。そうすることで、お子さんの不安を和らげることができます。そして、予定の変更を伝える際には、言葉での説明だけでなく写真や絵カードなどを添えて伝えると、お子さんに理解しやすいです。もし、やむを得ず急な予定の変更が生じた場合には、上述のような対応をした上でお子さんの様子を確認し、混乱が大きい場合には無理強いをしないことが大切です。
以下のページもあわせてご覧ください。
発達障害情報・支援センター「1歳半~2歳半の子どもを持つ保護者のかたへ」
ペアレンティング:声かけのコツ
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(10)初めての場所や活動が苦手です。
初めての場所や初めての行事などの活動に対して身がすくんだり、パニックを起こしてしまったりする子どもがいます。初めての場所や活動に対して、不安な気持ちになるのは当然です。このような場合、「この状況は、あの時と似ているから大丈夫」と以前に経験したことや類似した出来事を思い出して、これからのことを予測することができれば不安を軽減することができます。しかし、こうしたことが難しいお子さんにとっては、初めての場所や活動は非常に不安が大きいものとなります。お子さんの不安を軽減させるために、事前に写真や絵などを使用して具体的に説明をしてあげましょう。そして、初めての場所で過ごせたり、初めての活動に参加できたりした時には、そのことをほめてあげましょう。
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(11)音にひどく敏感なことが気になります。
音そのものが苦手である、あるいは、赤ちゃんの泣き声や工事の音、トイレのエアタオルなどの特定の音を嫌がる子どもがいます。こうした子どもには、耳栓やノイズキャンセリングヘッドフォンなどがあると安心して外出できる場合があります。また、音に対して敏感であるにもかかわらず、大きな声を出す子どもの中には、自分の声で嫌な音を遮ろうとしていることがあります。音への過敏性の対応に当たっては、まずはお子さんが苦手とする音を把握することが大切です。お子さんの苦手な音を把握できれば、お子さんの前ではその音を極力出さない、音を緩和するものを用いる、苦手な音が聞こえる場所は避けるといった対応をとることができます。加えて、音に対して過敏になる背景には、不適切な環境のために強い不安や抑うつ状態にある可能性が考えられます。こうした場合には、不安を喚起させない環境づくりに努め、お子さんが気持ちを落ち着けることができるスペースを作るなどして対応することが求められます。
以下のページもあわせてご覧ください。
発達障害情報・支援センター「こんな時、どうする?:Q2.少しでも濡れると着替えずにいられないBちゃん」
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(12)身体の動きがぎこちないことが気になります。
走り方がぎこちなかったり、ブランコに上手く乗ることができなかったりするなど、自分の身体を上手に使うことが難しい子どもがいます。また、不注意のために足元や周囲をよく見ておらず、転んだり物にぶつかったりする子どももいます。こうした子どもは、周りのお友達に身体を上手に動かすことができないことをからかわれたり、失敗経験を重ねたりすることで運動に対して苦手意識をもってしまうことがあります。まずはお子さんの好きな遊びを通して、身体を動かす楽しさを経験させることが大切です。トランポリンやシーツブランコなど、大人が子どもと一緒に楽しみながら身体を動かす機会を積極的につくりましょう。また、ボールプールなど、手足の動きがぎこちない子どもが、そうでない子どもと同じように遊べる遊具の活用も自発的な運動を促進します。
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(13)特定のおもちゃで遊んだり、同じ絵本ばかり読んだりして興味が広がりません。
子どもが、同じおもちゃなどで遊び続けることに対して、どうして飽きないのだろうかと不思議に感じることがあるでしょう。子どもが、同じおもちゃなどで遊び続けるといった行為は、その対象にじっくりと関わり、満足感や充実感を味わっているという意味では、今後の遊びを発展させていく上でとても大切なことです。一つのことを大事にしている子どもの気持ちをほめてあげましょう。一方、子どもが、他のおもちゃなどに関心が向きにくい理由には、扱い方(遊び方)がわからない、特定のおもちゃなどであれば他者と関わりがもちやすいなどといったことが考えられます。お子さんが、気に入っているおもちゃやそれに類似したおもちゃなどを介して楽しいと思える遊びの環境を作り、お子さんの他の遊びへの興味・関心を広げていけるとよいです。また、見慣れないおもちゃや絵本に不安を覚え、いつも同じものであることで気持ちが落ち着き、安心できる子どももいます。この場合は、お子さんの気持ちの安定を大事にしつつ、環境に新しいものを徐々に加え、そのことへの反応を見ながら、少しずつ新しいおもちゃや絵本への関心を引き出すようにしましょう。
以下のページもあわせてご覧ください。
発達障害情報・支援センター「こんな時、どうする?:Q1.おもちゃを使って遊ぼうとしないAくん」
発達障害情報・支援センター「こんな時、どうする?:Q5.同世代の友達と遊ばないEくん」
発達障害情報・支援センター「1歳半〜2歳半の子どもを持つ保護者のかたへ」
ペアレンティング:子どもとの遊びを楽しむコツ
(PDF:354KB)
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